イラン、アフガン帰還兵のホームレスが非常に多いという調査結果である。

 戦争による心身の痛手が、まともに働くことを許さなくなるということである。

 その中で、アメリカ議会は、賃上げや精神科医・カウンセラーの増員を行ってでも、軍人確保を目指す予算をつくっている。

 こんな国のいいなりになる日本の政府というのは……。

 米国ホームレス 4人に1人 退役軍人 イラク帰還兵 深刻な戦争後遺症(しんぶん赤旗、11月10日)

 【ワシントン=山崎伸治】米国でホームレス状態にある人の四人に一人は退役軍人であることが民間組織の調査でわかりました。十八歳以上の人口に占める退役軍人は11%であり、一般の人の二倍以上の割合でホームレスとなっていることになります。イラク、アフガン戦争の長期化でさらに増えることが懸念されています。