国連の中南米カリブ経済委員会が、中南米における貧困の克服を「順調」と評価した。
2015年に向けた「国連ミレニアム開発目標」の達成率は、極貧人口減少ですでに87%となっており、早期の超過達成となりそうである。
中南米の貧困縮小 経済成長・所得再分配を反映 極貧人口 90年比ほぼ半減(しんぶん赤旗、11月18日)
国連中南米カリブ経済委員会(ECLAC)は十五日、「極貧を半減する国連ミレニアム開発目標の達成へ順調に向かっている」と題する声明を発表し、この地域の貧困人口、率とも一九九〇年以来最低となったことを明らかにしました。前進が著しいのは、新自由主義からの脱却を掲げるアルゼンチンとベネズエラです。(メキシコ市=松島良尚)