12月8日は、2時就寝、9時起床の朝であった。

 新参は、たいぶん熱が下がったようである。

 小仕事をして、

 豚まん、餃子の濃い昼食をとり、

 1時前には外に出る。

 JR「加島」から「大阪天満宮」へ、

 谷町線「南森町」から「天王寺」へ、

 JR「天王寺」から「堺市」へ、

 車中「アメリカ史の人」となって移動する。

 途中、電車の中から、

 久しぶりに長居公園をながめてみる。

 2時から、サンスクエア堺で講演開始。

 主催は「堺市民懇」、

 本当はものすごく長い名前である。

 40人ほどの参加であったか。

 質問の時間には「先生は政治学が専門だと思うが……

 経済の角度についても」と注文がある。

 世の中、面白いことが起こるものである。

 とはいえ、そろそろ経済関係の本も出しておかねば。

 これは、来年2月の課題である。

 10冊ほどにサインをさせていただく。

 さいわいにして「経済学」の本も売れてくれた。

 4時すぎには終了である。

 主催のみなさんとコーヒーを飲んで、しばらく懇談。

 お医者さんがおり、歴史学者がおりと、

 多彩な話題がつらなっていく。

 5時から6時すぎまで、1人で「テープ起こしの人」となっていく。

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 喫茶店は、クリスマス気分一色である。

 6時30分には、堺市総合福祉会館に移動。

 こちらの主催は、Road of Peace であるらしい。

 若い人たちを中心に、20人ほどが集まっていた。

 昼は平和・改憲をめぐる情勢全般だったが、

 夜はテーマが「新テロ特措法」にしぼられている。

 国会質疑を題材に、

 給油を受けた米軍がイラク戦争に参加していること、

 アフガンの「不朽の自由」作戦にしても、

 一般市民の巻き添えを生み、

 さらにアフガン内部の和平プロセスを妨害する役割しか果たしていない

 そういったあたりをしゃべっていく。

 「どうして、日本の政治はこうまでアメリカいいなりなのか」

 若い世代の集まりでは、必ずといっていいほど

 出てくる質問である。

 まだ、グループにわかれての討議がつづくそうだが、

 こちらは8時ちょうどに、会場を出る。

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 振り返ると、他のフロアはすべて明かりが消えていた。

 そういえば、今日は土曜日なのである。

 昼夜連チャンで話を聞いてくださった方と、

 近くの駅までご一緒する。

 聞けば、立命館の近い先輩であった。

 なつかしの「事件」などについても、お話しをする。

 南海「堺東」から「なんば」へ、

 千日前「なんば」から「野田阪神」へ、

 JR「海老江」から「加島」へ、

 車中「文書読みの人」となって移動する。

 9時ちょいと前の帰宅であった。

 新参が、ボケた顔つきで迎えてくれる。

 長々と寝て、ちょうど起き上がったところであった。

 すばやく野菜を切って、ジンギスカンをつくり、

 つくられていたあれこれとあわせて夕食をとる。

 新参をシャワーでザッと丸洗い、

 絵本を読んで、寝かしつける。

 明日はパキッと高槻である。

 とっとと、テープ起こしを終わっていかねば。