12月7日は、9時ちょいとすぎ起床の朝であった。

 新参の熱は、まだ38度を超えている。

 特殊栄養ドリンクをガシャガシャつくり、

 クピリと飲んで、10時40分には外に出る。

 新参母子も、同じ時間に病院へ。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、

 車中「アメリカ史の人」となって移動する。

 大学では、事務室前に人だかり。

 来年度3年ゼミの所属先がまとめて発表になったらしい。

 希望がかなわぬ人もいたのだろうが、

 そこから開ける道もある。

 クサらずに、先へ進むことだ。

 11時30分から「基礎ゼミ」である。
 
 久しぶりの「南大阪平和ツアー」についても説明をする。

 学生たちは、その後に予定するクリパでも

 大いに盛り上がりを見せていた。

 おにぎりをパクつき、午後は「講演起こしの人」となっていく。

 あれこれ調整がいるので、

 「起こし」を誰かにお願いするわけにはいかないのである。

 3時40分から、大学研究所の総会である。

 あわせて自己評価方面の仕事をかたづける方法についても

 考えてみる。

 5時30分から人事教授会、

 つづいて臨時教授会。

 学院・大学財政の説明を聞いたのは久しぶりである。

 そして、いままで聞いたなかで、

 もっとも明快な説明であった。

 研究室にもどって、

 今月の研究会の場所をとり、

 自己評価方面を中心に、メールをパチポチ書いてみる。

 9時ちょうどには、大学を出る。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ

 車中「アメリカ史の人」となっての移動である。

 そろそろ1月の対談を念頭した準備もしておかなければ。

 新参は、いまだ発熱男だが、

 ボツボツ収束方向であるハズとのこと。

 パクパクと食事をとり、

 起き上がった新参のゲロをひざにあび、

 静かに夜のメール男となっていく。

 「白身魚が食いたい」と、中国からもメールがあるが、

 「1月の日本に白身魚は存在しない」と返してみる。

 明日は、ジッと堺の人である。