12月14日は、7時30分起床の朝であった。

 予想外の早さである。

 ノロノロと動いて、急遽、明日の宿を確保し、

 2月に自分のクビをしめる企画を入れて、

 新参と相方につづき、10時30分には外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、

 車中「アメリカ諸潮流の人」となっての移動である。

 大学へ着くなり、総務課、事務室、教務課とまわり、

 たまった仕事のいくつかをさばいていく。

 11時30分から「基礎ゼミ」をする。

 つづく昼休みは、

 アメリカでのインターンシップを希望する

 学生たちの面接であった。

 語学の能力やホームスティへの適正は

 英文科の先生たちが判断し、

 こちらはもっぱら「留学の動機」を問うていく。

 あちらでは各種の学校に行くのだが、

 「日本の文化を伝えたい」という以上、

 「文化」を正面から、良く学んで行ってほしいと思う。

 研究室にもどり、小仕事をひとつ。

 3年ゼミ生3人ほどがやってくる。

 「明後日の講演の準備です」「パソコンを貸してください」。

 少し待たせて、こちらは「今年の雑誌ながめ直しの人」となっていく。

 候補の書き物をしぼりこみ、

 3時40分からの科別教授会に持ち込んでいく。

 う~む、ああか、こうかと、ながめていく。

 つづいて、さらに会議がもうひとつ。

 それでも7時前には、すべてが終わり、

 研究室で、たまった郵便物を開いていく。

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 歴史教育者協議会の大会報告集と、

 雑誌『はらっぱ』に学生たちの発言が掲載されている。

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 こちらは歴教協全国大会での、短い語りの様子である。

 

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 そして、こちらは、座談会でガッツリしゃべった中身である。

 必ずしも一致しないゼミ生2人の考え方が、

 肩肘はらず、素直にそのまま現われている。

 世の中、それでいいのである。

 ただし、ここで立ち止まらずに、

 もっと学びを深めてほしい。

 いまだ、ホンの半年学んだだけである。

 7時20分には、大学を出る。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「アメリカ諸潮流の人」となって移動する。

 7時40分の帰宅となる。

 パクパクと夕食をとり、湯立った新参を湯船から回収し、

 しばらく、ちょちょいと遊んでみる。

 9時の前には、パソコン前に復活。

 新聞にも、学生たち2人の語りを発見するが、

 こちらの紹介は明日としたい。

 さて、「ながめ直し」の成果を、

 忘れぬうちに、東京向けてガッシンするか。