12月23日は、10時起床の朝であった。

 さっそく、人生がやや夜型方面にズレこみ始めている。

 これは、まったくイカン現象である。

 メールをチェックし、

 パチポチパチポチ返信を書く。

 昼は、讃岐うどんを一族3人でゾゾゾゾゾ。

 今日は、あっさり、本来の出汁だけで味わっていく。

 新参は、新年に向けての「貼り絵の工作」に参加し、

 その後、いくつかの写真も撮られていく。

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 メガネひとつと、しぐさひとつで、

 人間賢そうに見えてくるから不思議である。

 実態は、口にふくんだお茶をブーッと吐き出し

 「メンメ」されて、知らん顔をしている程度の男なのだが。

 2時ちょうどには、外に出る。

 JR「加島」から「芦屋」へ、「三宮」へ、

 車中「講演予習の人」および

 「その前のベビーカーの赤ん坊に遊ばれるオッサン」となっての移動である。

 事故でダイヤがグダグダであり、

 会場へは、ギリギリすべりこみのセーフとなる。

 「10時だよ!! 全員集合!! なんでもフェスタ」という

 若いひとたちの企画である。

 朝から、各種分科会を3度も繰りかえしたうえでの講演である。

 3時すぎから、4時すぎまでしゃべっていく。

 お題は「激しい時代に激しく学ぼう」。

 40人ほどの参加者があったか。

 「2年後には兵庫の県知事選だ」とも付け加えておく。

 会場は、もとは小学校だったとかの「コミスタこうべ」。

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 正式名称は、神戸市生涯学習支援センターであるらしい。

 会場を出て、すぐ近くの「大安亭市場」をブラブラながめ、

 早くも正月準備がすすんでいる

 「年の瀬の商店街」を肌で感じる。

 いまだダイヤの乱れたJR「三宮」から「甲子園口」へ、

 車中「卒論なおしの人」となって移動する。

 JR「甲子園口」前の久しぶりの喫茶店に入り込み、

 「卒論なおしの人」に全面決着をつけていく。

 JR「甲子園口」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「サブプライム問題の人」となって移動する。

 6時すぎの帰宅であった。

 昼間、たばねておいた新聞を、

 ダバッ、ドバッと1Fの置き場に移動。

 夕食をとり、M-1の様子を気にしながら、

 新参と風呂に入っていく。

 ヤツは、熱くてお湯がイヤになってくると、

 「アチュ(あつ)、アチュ」と立ち上がり、

 10まで数えてもいないのに、

 「ジュウ~、ジュウ~」と叫んで、

 「早くオレを出せ」と督促する。

 夜は、小仕事に復帰である。

 学生たちへの講師依頼が入り、

 こちらにも、講師や書き物の依頼が入る。

 とはいえ全体として、来年の2~3月は、

 本をつくることに最大力点の日々となる。

 この2~3年の東アジア原稿をもとにしたものとなるハズである。