12月28日は、10時すぎ起床の朝であった。

 日々、忍び寄る夜型人生の誘惑である。

 特殊栄養ドリンクで、メールチェックに入り、

 つづいて「大学文書書きパート2の人」となる。

 文書のあれこれをツギハギしてみるが、

 あるはずの部品の一部が届いていない。

 尻尾が切れてしまった部品もある。

 督促・再送の連絡をとるが、

 この時期、正月明けまで、返事はないかも知れない。

 12時30分、新参が今年最後の保育所から帰ってくる。

 いまは急速にヨイヨイ能力を発達させつつある。

 右足を出す時に右肩が出る、

 天然「ナンバ歩き」の状態である。 

 うどんゾゾゾの後、「大学文書書きパート2の人」を継続する。

 同時に、メールのやりとりを通じて、

 憲法県政本や2月の総会の準備をすすめていく。

 5月の「慰安婦」企画にかかわり、

 「早く自分の担当の仕事をせよ」との連絡もある。

 くたびれ脳味噌ひとつでの対応は、大変である。

 昼寝から立ち上がった新参を抱き抱え、

 4時には一族3人で外に出る。

 小雨降る中、JR「加島」から「尼崎」へ、「芦屋」へ、「摂津本山」へ、

 そして、先日はじめて入った「ひつじ書房」へ。

 新参のカラダに本屋の空気をしみこませ、

 相方には、この絵本専門店の場所を教えておくのが目的である。

 様々な探索ののち、2冊ほどを手にして、

 5時ちょうどには店を出る。

 JR「摂津本山」から「加島」へ、

 混み合うには、まだ少し早い時間であった。

 ただちに、野菜だくさんの吸い物をつくる。

 しかし、これを、火にかけっぱなしにしてしまい、

 結果は、ほどよい煮物となっていく。

 食後、8時には、新参とともに風呂でぬくもる。

 今日のヤツは、寝るまで、

 ずっと何かを食い続けていた。

 ウトウトしたのち、ドバッ、ドバッと届いていた郵便物をひらき、

 さらに「現代革命論の人」ともなってみる。

 環境問題の深刻化を、

 資本主義の行き詰まりととらえるだけなら

 それはかつての「危機論」どまり。

 肝心なことは、問題への対処を可能にする社会のあり方を、

 今日の資本主義との連続性の上に明らかにしていくこと。

 そんなことをチラリと考えてもみる。

 ううむ、今年は、あとわずか3日であるか。