アメリカはテロの恐怖にとりつかれ、自らも世界に恐怖を輸出し、それによって国際的な信頼を失ってきた。

 その種の認識は「スマートパワー委員会」と基本線で合致する。

 よりリアルに世界とアメリカ自身をとらえ、その現実にそってアメリカの威信回復をはかる支配層ということである。 

 外交政策の根本転換を 元国務長官らブッシュ批判 “恐怖あおってきた”(しんぶん赤旗、1月9日)

 【ワシントン=山崎伸治】元米政府高官らが、ブッシュ米政権の内外政策について、人びとの「恐怖感」をあおっていると批判しています。大統領選挙が本格化するなかで、同政権の政策を根本から転換することを求めたものといえます。