最前線で取材する人たちの座談会であり、政治家たちのナマの動きが見えておもしろい。
参院選以後のテロ特措法やISAFへの参加、民主党代表団の中国訪問など、いずれも対米売り込みを強く意識したのものであるのはまちがいない。
そのうえでのことだが、福田・小沢会談で、福田氏が「国連決議がある場合にのみの派兵」という小沢氏の議論を飲んだという「報道」(小沢氏の証言)については、どう理解すべきだろうか?
それが事実だったからこそ、日米首脳会談での福田氏の扱いが悪かったという推測もなりたつように思うのだが。
新テロ特措法 記者座談会 「自民・民主対決」の舞台裏は米国への“忠誠”競争 首相は数の横暴/小沢氏は“逃げ”(しんぶん赤旗、1月14日)
新テロ特措法をめぐる臨時国会四カ月の攻防で自民、民主両党の「対決」は、一皮めくると日米同盟への忠誠と対米信頼を取り付ける思惑からの競い合いでもありました。担当記者で話し合いました。