底抜けの大企業支援を行う兵庫県だが、多くの批判のもとで、雇用補助金の見直しを行っていた。

 尼崎の松下工場は、正社員6人、派遣236人の雇用で全員分の補助金を受け取りながら、その直後に、派遣労働者を補助金対象外の請負に切り換えていた。

 ここに悪意と馴れ合いがないとは到底思えない。

 これは憲法が輝く兵庫県政をつくる会『ウィー・ラブ・兵庫』でも厳しく批判したことである。

 ワーキングプアの拡大を支援する、県民不在の兵庫県政でいいのか。

 この世論が、早くも県政を動かしつつあるということである。

 雇用補助 正社員に限定 兵庫県 誘致企業施策を改善(しんぶん赤旗、4月5日)