茂木健一郎『生きて死ぬ私』(ちくま文庫、2006年)を読み終える。
驚くべきは、これを書いた当時の著者が33才の若さであった事実。
脳科学者によるエッセイであり、思索の範囲は専門研究をはかるに越えて幅広い。
好奇心、ものごとを感ずる力、それを表現する言葉、いずれの豊かさにも驚かされる。
根底に貫かれるのは、自分を「こうあるべきだ」としばらない、自由な精神ということか。
文章のいちいちにこだわらず、サッと空気をあびるように読むのがいい。
茂木健一郎『生きて死ぬ私』(ちくま文庫、2006年)を読み終える。
驚くべきは、これを書いた当時の著者が33才の若さであった事実。
脳科学者によるエッセイであり、思索の範囲は専門研究をはかるに越えて幅広い。
好奇心、ものごとを感ずる力、それを表現する言葉、いずれの豊かさにも驚かされる。
根底に貫かれるのは、自分を「こうあるべきだ」としばらない、自由な精神ということか。
文章のいちいちにこだわらず、サッと空気をあびるように読むのがいい。