9月2日は、9時30分起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 メールをあれこれ、パシパシパシ。

 韓国旅行と講演調整が2大テーマ。

 そのまま「福祉財源原稿なおしの人」となっていく。

 出版委員会からの注文にこたえ、

 また、こちらなりの加筆・修正も行っていく。

 「パソコンをいただきに」と

 クロネコさんがやってくる。

 元気な姿で帰ってきてくれ。

 昼はつけラーメンをゾゾゾゾゾ。

 ピーマンもはげしく刻んでみる。

 「福田首相辞任についてのコメントを」。

 う~む、そんな仕事も来るものか、

 新聞をながめ、

 記事に思いつきを書き込んでいく。

 「福田首相辞任についてのコメントを」

 「さっき、あっちから、同じ依頼がありましたが」

 「そうですか、では、こっちが撤退しましょう」。

 世の中、そんなこともあるわけだ。

 2時には、電話に向かって、

 あれこれ、ヘロヘロ、しゃべっていく。

 そのまま「福祉財源原稿なおしの人」となる。

 6時には、送られてきた

 コメント原稿の確認を終え、

 その直後に、「福祉財源原稿」を京都方面にガッシンする。

 あとは、ゲラの姿を待つだけである。

 わずかの隙に、

 「これを書いてはくれまいか」

 「あれも書いてはくれまいか」

 次々、仕事が入ってくる。

 いずれも、断りようのない仕事であった。

 夜は、野菜をシャクシャク炒めてみる。

 「空芯菜」という、見たことのない野菜であった。

 生協の「野菜パック」の1品である。

 食べながら、テレビをつけると、

 メタボ、メタボと騒いでいる。

 「そんなに食うな」「そんなに飲むな」

 そういわれた

 鹿児島のオトウサンの顔が悲しい。

 こちらは、なんとか、ここで踏みとどまりたい。

 だが、気がつけば、2日間、まったく外に出ていない。

 「ちょっと歩いてみよう作戦」は、

 「歩かなくても生きていける」という

 わが欲望に完敗である。

 捲土重来を期していきたい。

 忘れていた「季論21ミニ原稿」をひっぱりだす。

 「倉敷超ミニ原稿」も、

 ビール片手にチャッチャと下書き。

 明日の朝には、どちらも、なんとか手放したい。