9月5日は、10時半起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 今朝も「この夏の戦争映像ながめの人」となっていく。

 「その時 歴史が動いた 模擬爆弾パンプキン

 --秘められた原爆投下訓練」 

 広島・長崎への原爆投下直前、 

 各地49カ所に、長崎型原爆の模擬爆弾が落とされていた。

 重さは通常爆弾の4倍以上。

 それは原爆投下の予行演習であった。

 「ETV特集 シリーズBC級戦犯 韓国・朝鮮人戦犯の悲劇」

 日本帝国軍隊の一員として戦犯の罪に問われ、

 巣鴨の獄につながれながら、

 サンフランシスコ講和条約で日本国籍を失い、

 それを理由に日本政府は

 一斉の補償、援助を行わない。

 「祖国のためだから」と自分を納得させることもできず、

 戦後の韓国では「親日派」としての批判を受ける。

 近年、ようやく韓国での歴史の見直しがすすむが、

 あまりに長く、つらい人生であった。

 遅い昼食を、軽くサクッととっていく。

 新3年生に対する講演依頼が入り、

 4年生たちの出版についての取材も入る。

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 そろそろ外に出ようかと、

 窓をながめてみると、あっちは見事に雨である。

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 そして、それがただちにこっちに来る。

 う~む、歩くどころの天気じゃない。

 「書評、綱要の人」となって、

 足の早い雨雲をやりすごす。

 そんな時間に、生協もくる。

 5時ちょうど、小降りになったところで外に出る。

 JR「加島」から「大阪天満宮」へ、

 車中「内乱の人」となって移動し、

 アーケードのある商店街をズイズイ歩く。

 まずは6丁目まで北上し、

 JR「天満」近くの茶店にもどって

 「スケジュール確認の人」となっていく。

 「蟹工船」第3回連載中の

 「週刊コミックバンチ」も買ってみる。

 6時30分には、JR「天満」で

 卒業生Nぶん、Dじりと合流。

 2人とは、夏のNぶんの結婚式以来である。

 昨日につづいて、沖縄屋へ。

 新婚旅行、同居、仕事、社会とのつながり、

 親子、自立、戦争、政治……。

 メインは、やはりその生き方である。

 人はその年代に応じて、

 いつでも立ち向かわねばならない課題をもつ。

 それは、50をすぎたこちらもまったく同じである。

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 10時すぎには、JR「天満」で解散とする。

 商店街をズイズイ歩き、

 JR「大阪天満宮」から「加島」へ、

 車中「ゴータの人」となって移動する。

 10時30分の帰宅であった。

 なんとか雨があがっていたので、

 とりあえずは洗濯を行っていく。

 ビデオカメラ、どうしようかなあ。