1つは、講演の中に、すでに整理されていることだけでなく、こちらがもっと知りたい、わかりたいと思うことを毎回放り込むこと。
それを語ることを通じて、自分の中の学習・研究課題を少しずつでも、確実に深めていくことがねらい。
これは、少なくとも、形の上ではただちに実行可能。
2つは、いささかむずかしい。
「構造改革」、『資本論』、『帝国主義論』、ジェンダー論、靖国「慰安婦」問題、世界構造の変化、改憲、人口論等々、これまで考え、書いてきたそれぞれの事柄を、互いに切り離された「個別」の状態から、現代社会という「普遍」を構成する「特殊」に接近させていく作業。
まだ方法も見通しも、まったく漠とした状態だが、しかし、何かをはじめてみたいと思う。
さて、何から? 模索する楽しさを語るホラ吹き講演? 大きすぎないエッセイ風の書き物?
知事選後に、自分をこのテーマでの長すぎない講座に追い込むというのも良い手かもしれない。