10月2日は、11時半起床の昼であった。

 生活が、また、グイと夜に食い込んでしまう。

 起き上がるなり、皿を洗い、

 洗濯機をまわして、

 パソコン前にはりついていく。

 学生、講演先、キャリアデザイン、

 卒業生、選挙、研修会などの連絡のあと、

 中教審答申(案)「学士課程教育」

 に関するメモをつくる。

 大学教授会研修会に向けた

 事前配布文書である。

 こういう作業を重ねることで、

 当日の自分の報告内容もかたまっていく。

 2時をまわったところで、

 これを大学方面にガッシンする。

 2時30分には、外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、

 車中「金融化の人」となって移動する。

 3時から「4年ゼミ-卒論初稿の提出日」を行っていく。

 完成稿もあれば、未完の原稿もあるのだが、

 〆切には、ともかく何かを提出していく。

 それが「学生の根性」というものだろう。

 4時すぎにはゼミを終了し、

 あとは、「朝日新聞」のS木記者におまかせする。

 学生本は10月20日には店頭にならぶ。

 今日は、それをきっかけとした

 ゼミの取り組みと、本づくりの過程の取材である。

 S木さんが、学生にあれこれ尋ねるあいだ、

 こちらは小仕事を片づけていく。

 う~む「新宮市」なのか。

 遠いなあ。

 4時40分から「知への好奇心」の初回である。

 とはいえ、今日は、講義内容の紹介だけ。

 リレー講義の担当者全員が

 自分の担当分を、サラリ、サラリと語っていく。

 30分ほどで研究室にもどり、

 S木さんが仕事を終えたところで、

 こちらも学生たちと山を降りる。

 中国留学からもどったNしょんの

 今後の身の振り方をつまみにして、

 数人で焼き鳥をかじっていく。

 自分の学びを発信することの大切さ、

 面白い生き方とは何なのか、

 ブログ「三木城の兵糧攻め」など、

 にぎやかにワイワイやっていく。

 081002 

 気がつけば、本日の固形食は、

 これが最初のものであった。

 風邪はしっかり抜けているはずなのだが、

 食欲の回復がいまひとつ。

 9時ちょうどには、店を出て、

 阪急「西宮北口」で解散とする。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「メールチェックの人」となって帰宅する。

 コンビニで「ガリガリ君リッチ」を発見。

 だが、ガリガリ君に「リッチ」は似合わんなあ。

 本日の万歩計は……

 自宅に忘れていってしまった。

 家の中では、75歩。

 どうもこの方面での人生の破綻が近づいている。

 なんとか、巻き返しの構えに入っていかねば。