11月5日は、11時起床の昼であった。

 多少、夜が遅かったとはいえ、

 やはり「かまと化」現象は継続している。

 おまけに、いささか風邪気味である。

 ハナをすすりながら

 メールをチェックし、

 鶏肉煮込みとトーストを、

 特殊栄養ドリンクで流し込む。

 さらに、みかんと

 ビタミン剤にもすがりつく。

 1時半には、「限界原稿書きの人」となっていく。

 う~む、ああか、こうか、

 こうか、ああか。

 しかし、核心部分はこれからである。

 4時30分には、外に出る。

 JR「加島」から「大阪天満宮」へ、

 谷町線「南森町」から「谷町9丁目」へ、

 車中「卒論原稿読みの人」となって移動する。

 さらに、地図を片手に、

 大阪国際交流センターへ。

 5時30分からの教育改革セミナーに参加する。

 主催は文部科学省。

 内容は、この7月1日に閣議決定された

 「教育振興基本計画」の解説である。

 9月の神戸での企画は、

 大学行政に中身をしぼっていたが

 今日は保育から大学までの

 なんでもありの内容である。

 中教審副会長が、

 私見だと断りながら、

 小泉ブームをファシズム

 だといってみたり、

 自民党内に小泉改革派と

 改革再考派がいるといってみたり、

 多少は大向こう受けする話もある。

 しかし、教育行政そのものに対する

 フロアーからの質問・要望は

 地に足がついた切実なもの。

 ①各種GPに採択されても、

 予算措置が3年では

 その後がつづけられない、

 ②家庭の教育力といっても、

 父母のいまの労働実態では無理がある、

 経済界との調整を、

 ③留学生30万人の受入れをいうなら、

 国内の学生にも

 もっと奨学金を、など。

 いずれも、文科省は、

 まったく否定しようがない。

 8時前には、会場を出る。

 千日前線「谷町9丁目」から「野田阪神」へ、

 JR「海老江」から「加島」へ、

 車中「卒論原稿の人」から「PC雑誌の人」

 となっての移動である。

 8時半すぎの帰宅となり、

 サンマを焼き、凶暴鷹の爪投入水ギョウザ

 などをつくっていく。

 「ハナたれ vs カプサイシン」の決闘である。

 本日の万歩計は、5368歩。

 歩くには、大学以外の場所に

 いくことが必要らしい。

 今夜は「格差ゲラ」再校をヘロッとやって、

 とっとと布団に入りたい。