1月2日の深夜には、

 4年ゼミ生から届けられた卒論原稿に、

 軽く赤を入れて、ガッシンと返信。

 年末年始にも、良くがんばっているのだと感心する。

 2009年も、やるべき仕事はたくさんあるが、

 組立を考えるには、

 2008年をふりかえることも有益だろう。

 講演の回数は、1・2月に19回、3・4月に14回、

 5・6月に16回、7・8月に17回、9・10月に13回、

 11・12月に22回、合計で101回。

 数えてみたのは初めてだが、

 自分なりの上限100回にほぼ等しい。

 書き物については、

 単著1冊、編著(県政)1冊、

 論文2編、書評6編、

 学習論文6編、講演録2編、

 座談会・対論2編、となっている。

 自分なりに、いつも前向きに倒れているつもりだが、

 倒れるまでに、何歩歩けているかは定かでない。

 30代は修行の時代、40代は習作の時代、50代で最前線。

 この路線を踏襲するなら、

 充実すべきは、おそらく書き物である。

 量の面でも、質の面でも。

 そういう角度から、講演と書き物の関係を考えれば、

 講演は回数を抑え、

 内容を、書き物に直結したものにコントロールする。

 そういう方向になるほかない。

 できるだけ、書き物を軸に、

 自分の生活をまわしていくということである。

 さて、その上での大問題は、

 いったい、何を書いていくかということである。