2月9日、午後2時前には家を出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、

 車中「対談ミニゲラなおしの人」から

 「ガッシンの人」となって移動する。

 研究室でパソコンを開くと、

 「ガッシンの添付がまちがっている」と連絡があり、

 あわてて正しいものを再ガッシン。

 そのまま「遅刻採点集計の人」となり、

 4時をまわったところで、

 残りをすべて教務課に提出。

 これで、我が身の宿題はきれいさっぱりなくなった。

 シャバの空気は、うまいのお。

 4時半から「大学図書館超ミニ原稿の人」となり、

 5時から大学組合の会議に参加。

 給与制度改定をめぐる大事な時だから、

 「あんたも参加しなさい」とのことである。

 最近ごぶさたしていた事情を

 あれこれ聞かせていただき、

 こちらもなけなしの知恵をしぼっていく。

 本学在籍足かけ15年。

 それなりにベテランの域に達しつつあるらしい。

 執行委員会が招いていた弁護士さんとも

 思わぬつながりがあることが判明。

 「世間」というのは、やはり狭いものであるらしい。

 7時半には会議終了。

 本棚からあふれる雑誌を整理し、

 「超ミニ原稿の人」ともなり、

 9時ちょうどになって大学を出る。

 冷たい雨が降る中を、

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「脱植民地化の人」となって移動する。

 帰宅するなり、一口餃子をカリリと焼いて、

 録画してあった「クローズアップ現代 

 欧州経済危機・試練のユーロ」をながめていく。

 確かに「試練」の時ではあるのだろうが、

 それでも非ユーロ圏通貨に対する

 ユーロの下落は小さく、

 登場した田中素香氏もユーロがなければ

 ヨーロッパの混乱ははるかに大きかったと述べていく。

 11時前には、「超ミニ原稿」を大学方面にガッシンする。

 本日の万歩計は、4020歩の停滞であった。

 明日・明後日の卒業旅行で、

 はたしてどれだけ歩けるものか。