2月10日、目にとびこんできたのは薬のケース。
どう見ても、そのデザインは
「超」の字がつく「時代もの」。
「ケロリン」などの文字も見える。

店に入ると、オトウサンが
あれこれの「時代もの自慢」をはじめてくれる。
「これも見てくれ」「あれも見てくれ」
といった感じで、
いくつか買わせてもらった薬もまけてくれる。

創業は1921年のことであるらしい。
左端の立派な看板には「まんきんたん」の文字がある。

こちらは、「これも見てくれ」のひとつにあげられた
ナプキンの看板。
「かのビクトリア女王も使用した」
なんて宣伝文句もあったとか。

表は、こんな店構え。
じつに楽しい店であった。

風情を大切にする街である。
そのことが、こんな招き猫にもあらわれている。

チーム大人の本日最大の目的は、
ここ「酒造所」に足を踏み入れること。

ただちに、小さな枡酒を
塩をさかなにやっていく。
「酒造所」をはしごし、
酒蔵を見学させてもらい、
いい気分になって、残り時間をブラブラ歩く。

いいねえ、この看板なんかも、まったくいいねえ。