2月21日、深夜は「マルクス書簡の人」となっていく。

 「ヘーゲル法哲学批判序説」の後段に、

 「階級」という用語が登場し、

 「プロレタリアート」が登場するのだが、

 登場の仕方はいかにも唐突である。

 しかし、「序説」の執筆時期は、

 『独仏年誌』発刊のために

 マルクスがパリに移り、

 フランス革命史の研究を行う時期に重なっている。

 いずれの用語も、その研究をつうじて

 獲得されたばかりのものであったのだろう。

 そろそろ寝るかぁ。