2月25日は、11時半起床の昼であった。

 またしても、グイと生活が夜にズレこむ。

 冷たいお茶をグビグビ飲んで、

 メールカシャカシャを開始する。

 生きる道に迷う卒業生があれば、

 一歩前への決断を下す卒業生もあり、

 目下の苦境につらさを訴える大人があれば、

 新たな課題に挑む大人もある。

 どの場合にも、それぞれが1人でない、

 そう思えることが大切である。

 困った時には、他人の力を借りること。

 困っている人には、手をさしのべること。

 支えあいの精神が大切だ。

 あとは、足を自分で動かす少しの勇気。

 ポーク玉子で十穀米をモグモグと食べ、

 NHK「仕事の流儀」をダラ~リながめる。

 71才の京の料理人。

 いまだに、新しい自分に挑戦しつづける姿がある。

 反省し、観察し、感謝し、実験し、失敗し、

 記録し、悩み、疲れ、立ち上がる。

 毎日が、惰性に陥ることとの闘いである。

 「死ぬまで、勉強だ」。

 短いことばの重みがまったく違う。

 ひるがえって、目下のわが人生はどうであるのか。

 アホはアホなりに、意地を見せて生きるしかない。