3月3日は、10時すぎ起床の朝であった。

 なんだか猛烈に眠いが、どうにか立ち上がっていく。

 夕べは3時には眠ったはずだが。

 コーヒー片手に、コラム原稿書きをつづける。

 それなりに出来上がってきてはいるのだが、

 問題は、それが編集者の求めに

 かなっているか否かである。

 ゴーヤとほうれん草で、

 凶暴鷹の爪2ケ入スパゲティをつくり、

 特殊栄養ドリンクもクピクピクピリ。

 1時すぎには外に出る。

 世間はシトシト小雨であった。

 JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、

 車中「アメリカ史の人」となって移動する。

 事務室で書類をいくつか受け取り、

 2時からは学科別の教授会。

 う~む眠い、ずっと眠い。

 あくびがどうにも止まらない。

 4時半には、研究室にもどってくる。

 『「慰安婦」と出会った女子大生たち』を読みました、

 「涙が出て来てしまいました」

 とのお手紙にサクサク返事を書いていく。

 「学校では教えてくれない歴史も

 沢山あるんだと、わかりました」。

 東京方面の方である。

 はたらく卒業生諸君よ、キミたちの本は活躍してるぞ。

 では、ボチボチ山を下ってみるか。