4月10日、7時すぎには大学を出る。

 サクサク歩いて、「西宮」へ。

 およそ25分かかった。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「ヨーロッパ史の人」となって移動する。

 家に入る直前に、

 新参から「おやすみ」のケータイが入る。

 一度、下がった熱が、また高くなっているとのこと。

 明日の夜は、一族で

 大正出撃の予定だったが、

 単独行動となりそうである。

 ポストからあれやこれを引き抜いて、

 エレベーターで上に上がるが、

 部屋の前に生協の個配の箱がない。

 今朝、空箱を出し忘れていたので、

 その「報復」かとも思ったが、

 調べてみると、一週、こちらの注文がとんでいた。

 そりゃあ、そうだわな。

 そんなことで「報復」してたら

 商売にならん。

 しかし、ガックリ、ガックリ、ガックリである。

 いま、この瞬間が空腹であるだけに、

 ガックリの度合いが余計に深い。

 気をとりなおして、

 キャベツを煮込み、サンマを焼き、

 スパゲティなんぞを湯がいていく。

 メールを開くと、早くも、T中先生から、

 フランス革命とマルクス

 についてのお返事がある。

 ご紹介のいくつかの文献を、

 さっそく、手に入れてみることにしよう。

 本日の万歩計は、8378歩。

 明日で、書評原稿に

 メドをつけてしまいたい。