A子は、自分でたてた荒波を、

 自分でグイグイ乗り越えていく。

 B男は、生き方に迷いながらも、

 模索の道を開いてきた。

 それに対してC男は、

 じつに当たり前で生き方に面白みがない。

 自分の力で山を越える、

 そういう経験が必要ではないか。

 そんな話を何度かするうちに、

 C男は、「チャリ琵琶湖一周」を思いついた。

 なぜ「チャリ琵琶湖一周」なのかは

 良く分からない。

 しかし、そういうアホを、

 自分からすすんで行うことには意味がある。

 やれるか、やれないか、

 やる意味があるのか、ないのか。

 そんなことに迷った時には、

 まずは、やってみればいいのである。 

 決行日は、昨日と、今日であったらしい。

 昨日のうちに、琵琶湖東岸を北上し、

 今は、西岸を南下しているとのこと。

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 南下の途中で食ったのだろう、

 天ぷらうどんの写真が、

 しかも食いかけの写真が送られてきた。

 ここに少しは、

 いつもと違う気分が

 あらわれているのだろうか。