11時30分には、「しょうけい館」を出て、

 九段下交番前で、I橋さんと合流する。

 靖国と遊就館のガイドをお願いするのである。

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 まずは、この周辺の戦前・戦中の土地事情から。

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 正面に見えるのが「九段会館」。

 かつての軍人会館である。

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 靖国神社の境内に入る。

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 天気予報では、雨が心配されたが、

 空は、キッパリ晴れてくれた。

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 毎年、訪れる「お土産屋さん」だが、

 今年は、大好きなハズの「太郎ちゃん」だけではなかった。

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 すでに「鳩山」の文字が見えている。

 政治の変化に、なかなか敏感であり、

 政権がどう転んでも、

 必ず、生き残ろうとするたくましさが見える。

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 「この柱は、台湾檜で・・・・」。

 こうして学生たちは、植民地支配の過去を実感していく。

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 ずいぶん前に、つかっていた招魂斎庭

 のハズだったのだが、

 今もつかっている可能性が

 ゼロではないとのことらしい。

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 こちらが、新しい方の招魂斎庭。

 ただし、ほとんどは99台駐車の

 大きな駐車場となっている。

 「経営努力」ということである。

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 遊就館の近くにならぶ、軍鳩、軍馬、軍犬

 の慰霊碑・慰霊塔。

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 1時半には、毎年のレストランで、

 遅い、食事をとっていく。

 今年は「冷し海軍珈琲」があったので、

 「海軍カレー」とあわせて注文してみる。

 「カレー」には、簡単な歴史の解説がついてくるが、

 「冷し」には、特段の由来はないらしい。

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 おどろきの饅頭である。

 1つ、1つに、

 日の丸、軍艦、戦闘機がプリントされている。

 はたして、これは、

 「お土産」として、世間に歓迎されるのだろうか。

 学生に見せると、

 「食べたことあります」という声があり

 こちらがビックリさせられる。

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 ここまでが、撮影のゆるされる範囲である。

 右上がお土産屋、中央左上が

 「海軍カレー」のレストラン。

 2時すぎからは、遊就館の展示を

 じっくり、時間をかけてながめていく。

 神話ではじまる、日本の「武の歴史」から、

 見学者たちの「感想ノート」まで。

 さすがに、足が棒になる。

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 5時をすぎたところで、見学終了。

 5時半には、「しょうけい館」にもどり、

 預けておいた荷物を引き上げる。

 長い時間、ありがとうございました。

 近くの喫茶店に入るが、

 残念ながら時間が足りず、

 I橋さんとは、あわただしいお別れとなってしまう。

 暑い中、解説をありがとうございました。

 全員で、「東京」駅へと向かっていく。

 駅の中をバタバタ動いて、

 6時33分には「東京」を出る。

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 今年も、これで大きな区切りがついていく。

 学生同士の「仲良し度」も、

 グッとあがっているようで、

 じつに結構なことである。

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 「私たちも写してください」。

 弁当がうれしい年頃らしい。

 寝る、しゃべる、メールを打つ、

 眠そうに明日のゼミの予習をするなど、

 あとは、それぞれの時間となっていく。

 こちらは、3つの資料館の解説をお願いした

 4人の方にお礼のメールをガッシン。

 そして、写真を整理し、

 こうしてブログを書いている。

 ボツボツ、世間は「京都」に近い。

 家では、宴会が、行われているらしい。