7月19日(日)は、8時起床の朝であった。
気がつけば、東京である。
野菜ジュースをクピリとやって、
ヨーグルトをパクパクパク。
ただちに、メールカシャカシャ男となり、
9時半には、ロビーに集まっていく。
全員、スイスイと「しょうけい館」に移動。

10時の開館時間になる前に、
ご好意で中に招き入れていただく。

学芸員のKさんに、
展示の解説をしていただく。
資料を提供してくださった方との連絡など、
生々しい情報も要所に入る。

あいかわらず、ジオラマは強烈で、
気分が悪くなってしまう学生も出る。

傷を負っては、治療し、戦場にもどる。
これを4度繰り返した兵士もいるという。
義手・義足をつけての戦闘訓練も。
「兵士が消耗品として扱われた」
という言葉が印象的。

最後には、深刻な障害や後遺症
をかかえた元兵士の
戦後の人生についての「証言」映像を見る。
肉体、仕事、愛情、生きがい、誇り・・・
失わずにおれなかったものは、あまりに大きい。