3月10日は、7時起床の朝であった。

 うまく眠れず、やたらと眠たい朝となる。

 C男といっしょに、温泉につかり、

 8時からは朝食をとる。

 さいわい、外の気温はグッと下がり、

 雨で雪がとけるようなことはない。

 9時30分には宿を出て、

 10時すぎにはゲレンデへ。

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 確かに、雪がひどく少ない。

 だが、ゴンドラで上へあがって行くと、雪雲である。

 雪が降るのはありがたい。

 しかし、風の冷たさが尋常でなく、

 横なぐりのこまかい雪で、

 ひどい時には2~3m先もよく見えない。

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 これはアブナイ、アブナイ、

 これは寒い、寒いと、

 12時には、ゲレンデ食堂「ぶな」に入る。

 いつもは「どんぶりハウス」だが、

 これは08年3月で閉店していた。

 じつに悲しいことである。

 午後は、晴れまをみつけてすべっていく。

 そして、3時には、いつもの「パスタ・ディ・パスタ」で休憩である。

 しかし、こちらも今シーズンで閉店なのだという。

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 われわれの極楽ゲレンデ食人生は、

 大きな転換期を迎えているらしい。

 あまりの寒さにやられながら、

 5時前にはゲレンデを出る。 

 温泉でからだをあたため、

 6時半には、いつもの夕食とする。

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 夜は、あれこれの人間模様を語り合う。

 やはり学者には、奇人・変人が多いらしい。

 そのことが、多角的に明らかになっていく。

 主な話題は、ソプラノ、幽体離脱、人肉食。

 こちらがしゃべれば、あちらが眠り、

 あちらがしゃべれば、こちらが眠る。

 12時前の就寝となる。

 本日のゲレンデ万歩計は、3686歩。

 はて、これにどういう意味があるものか。