1月31日(日)は、10時起床の朝であった。

 寝つくのに、ずいぶん苦労した前夜であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 たこ焼きなどの朝食をとった新参等と、

 11時には一族3人で外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「新大阪」へ、

 車中「電車談義の人」となって移動する。

 「新大阪」の駅のホームで、

 しばらく新幹線をながめていく。

 電車が入ってくるたびに、

 「エヌナナヒャッケイ」「レールスター」と

 あちこちを指さしている。

 「これはどこに行くん?」

 「回送だから、車庫に帰るんちゃうか」、

 「なんで車庫に帰るん?」

 例によって、いくつもの疑問を繰り出しながら、

 大きなパンタグラフに見とれていく。

 11時45分には、こちら1人が新幹線へ。

 「新大阪」から「新山口」への移動である。

 新参・相方ご指摘のとおり、

 N700系なので電源が使える。

 それは実に結構なのだが、道中は、まったくトンネルだらけ。

 この穴堀りに、どれだけの労力と金がつかわれたのだろう。

 ネットの電波が途切れるたびに、

 そんなことを思いうかべることになる。

 サンドイッチを食べ、

 車中「予習の人」から「アフリカの人」となって

 西へと進み、進んでいく。