3月3日、夜9時には、「女性パワポづくりの人」に復帰する。

 70年代半ばには、女性の家庭責任に対する

 国連の認識がグイと大きく変わっていくが、

 そこには主要資本主義国における

 女性労働力率の上昇とともに、

 男女の平等を求める思想と運動の力があった。

 つまりは、人間の発達が。

 日本の置いてきぼりの背後には、

 その裏返しの現実がある。

 経済力の大小に直結しない

 人間社会としての成熟が、

 資本主義の発展基準としても重視されねば。

 11時には、すべてすっかりイヤになる。

 本日の万歩計は、3224歩。

 明日の外出は、極楽チケットを受け取るだけ。

 猪木武徳『戦後世界経済史』(中公新書、2009年)を読み終える。

 なんとも味気ない読後感。

 生きた人間のくらしが、ほとんどどこにも登場せず、

 経済のあり方をかえる人々の取り組みの姿も見えてこない。

 副題は「自由と平等の視点から」だが、

 それを享受するのは生きた人間そのものだろうに。