3月8日(月)は、10時すぎ起床の朝であった。

 ただちに「メールカシャカシャの人」となり、

 依頼のあった学生バイトの手配もする。

 月末の研究会の会場をとり、

 関係各方面にガッシンし、

 今夜の「パワポづくりの人」となっていく。

 12時半には、蒸した野菜をモグモグと食べ、

 特殊栄養ドリンクをクピリと飲み干す。

 1時半には、外に出る。

 JR「加島」から「尼崎」へ、「新大阪」へ、「東京」へ、

 車中「パワポ作成集中の人」となって移動する。

 時間が足りない。

 5時すぎには、九段会館へ。

 しぶとく「パワポ修正の人」となる。

 6時には、ドドォ~ンと企画がスタートする。

 100308・国際女性デー 

 今日は、「2010年国際女性デー中央大会」なのである。

 来賓のみなさんのご挨拶中、こっそりと、

 裏から写真をとらせていただく。

 「変化をいかし もっと豊かな男女平等を」

 というテーマで記念講演。

 10分オーバーでどうにか終える。

 つくったパワポの初使用は、

 いつも時間配分に苦労する。

 控室にもどると、「あれこれ書いてほしいのですが」。

 「検討させてください」と受け取っていく。

 「今日のパワポをもらえませんか」、

 そんな珍しいご依頼も。

 7時40分には、会場を出る。

 途中、神戸から電話が入り、

 新幹線に乗り込むまでに、

 可能な限りの返事をしていく。

 8時すぎには、JR「東京」を出発し、

 ネットがつながらぬトンネル集中地域で

 弁当をパクパク食べていく。

 「大会」でもらった弁当だったが、

 リュックの中の一部の本に

 おかずの汁がついてしまった。

 そこは、注意していたのだが。

 東海林さだお『微視的お宝鑑定団』(文藝春秋、2009年)を読み終える。

 すでに70才の東海林氏だが、

 東京から名古屋へ、日帰り居酒屋訪問などもこなしている。

 心身ともに「目標」となる。

 朱宗桓『植民地近代化論批判』(光陽出版社、2010年2月)を読み終える。

 日本による植民地支配を正当化する「歴史修正主義」を

 そのまま受け入れたかの韓国「ニューライト」に対する批判である。

 そして、本書の2/3はその「歴史観の理論的根源」

 とされた中村哲氏に向けられる。

 だが、およそ100ページの中村批判の中には、

 同氏が植民地支配を正当化した文章がひとつも引用されていない。

 はたして、これは正しくかみ合った議論なのか。

 いまは、岐阜のあたりであるらしい。