6月16日(水)は、8時起床の朝であった。

 目ざましは9時にかけていたのだが、

 聞き分けのない、わが「目」である。

 コーヒー片手に、当面のミニ原稿をまとめていく。

 そして、これを東京方面にガッシン。

 つづいて、とある大切なファイルが

 見つからないことに気がついて、

 本棚にしまってあった古パソコンを引っ張りだす。

 新しいものへのコピーをしそこなっていたらしい。

 古パソコンも、ちゃんと検索をしてくれた。

 ありがたや、ありがたや。

 さらに「マルクス講演ゲラなおしの人」となり、

 12時前には、これをようやく終了する。

 タイトルは「学生時代にこそマルクスを」。

 マルクスの理論だけでなく、

 生き方、社会への接し方に学ぶことを強調してみる。

 ついでに、若い人たちの勉強の仕方についてのアドバイスも。

 「ですから、本は読めそうなものを買うだけではだめです。

 読めるようになりたいものを手にいれることが大切です。

 いまは歯がたたないけれど、

 いつかわかるようになりたい。

 そう思って本を手にいれることが大切なのです」。

 なんて具合にね。

 さて、なんか食べよ。