6月18日(金)は、8時半起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 組合、北海道、推薦状、ゼミコン方面など、

 多角的な連絡作業に入っていく。

 恐竜DVDの「物々交換」も無事完了となり、

 まったくもって、ありがたや。

 生協の空箱をドアの前にズリズリと出し、

 10時すぎには、外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、

 車中「フランス革命の人」となって移動する。

 世間は、けっこうな雨である。

 11時から研究室で、

 組合総会の議事について相談する。

 執行委員会から正副議長に

 推薦させていただくお二人とである。

 11時半からは「基礎ゼミ」。

 ある学生から「ゴルフ部の試合で今日は欠席」

 と伝言があったそうだが、

 こんな天気でゴルフはできるのだろうか。

 1時から、神戸女学院大学教職員組合の総会を行う。

 09年度の活動と決算が承認され、

 10年度の方針と予算が採択されていく。

 ①組合のHPを正式にたちあげます。

 ②私大教連に正式加盟します。

 ③総会を春と秋の2回とします。

 ④財政分析のワーキンググループをたちあげます、など。

 方針の全体は、中長期の展望をもって、

 組合を強くすることに力点をおいたものとなる。

 もちろん、執行委員会や組合全体での学習も重視する。

 さらに、⑤学院への要求事項もすべて承認される。

 メインは、学院財政の現状と経営の展望についての説明を求めること。

 こちらも無茶をいう気はない。

 よくわかる説明を、誠意もってしてほしいということである。

 くわえて、人勧準拠にかかわる労使協定の提案や、

 人によっては35~40万もの年収ダウンにつながる

 大学院超過担当手当削減の撤回要求も。

 フロアーからは、①手当削減問題についての補足の説明、

 ②人事院勧告準拠をめぐる理事会・常務委員会の動きについての質問、

 ③任期制教員の住宅手当て要求の検討要請などがある。

 方針にも、教職員の雇用形態の多様化を念頭して、

 組合規約改定の検討を盛り込んでいたが、

 多様化する雇用形態に応じて

 組合員の「要求」の多様化があるのは当然で、

 それを、これからつくる「要求書」に

 うまく盛り込んでいく必要がある。

 ③発言がフロアーから出たことは、

 たいへんにありがいことだった。

 短い時間の集まりだが、

 グイと「しまった総会」となる。

 さっそく、HP作成をお願いしてきた業者さんに、

 「正式稼働です」「予算がつきました」と連絡し、

 私大教連・大私協には、「正式加盟をします」

 「今後ともよろしく」と報告をする。

 さて、これからが、決定された方針実行の本番となる。