6月26日、午後1時には「女たちの戦争と平和資料館」に到着する。

 学生プラス1名は、すでに全員集まっていた。

 今年は現地集合である。

 「プラス1名」は、本学を2年前に卒業した

 本学ではたらく職員さん。

 「一度、しっかり学んでみたかった」とのことで、

 事前に本2冊を予習しての参加である。

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 本来なら、展示入れ換えのための「休館日」だが、

 長年のお付き合いと「お土産」攻勢のたまものか、

 学生たちに、特別に展示を見せていただく。

 もちろん、今年も、しっかりと

 「厳選されたお土産」を手渡していく。

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 この数年、解説はいつもA村さん。

 まずは、この資料館の成り立ちから、

 そして、「慰安婦」問題に入っていく。

 今年は、はじめて椅子にすわって、お話をうかがう。

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 「中曽根氏の『わが海軍』には、『慰安所』をつくってやった

 という叙述があったが、いまは削除されている」

 「『慰安婦』問題を、『朝日』『毎日』は戦争犯罪ととらえているが、

 『産経』『読売』はいまだに商行為だと」

 「南京での出来事は、宣教師たちによる

 国際的なネットワークによっても、

 ただちに広く世界に知らされた」・・・。

 さらに、展示の具体的な内容にそっての解説がつづいていく。

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 3時すぎには、学生たちの自由な学びの時間となっていく。

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 右は、著名な画家・富岡妙子さんの原画であり、

 左は、千代田高校の生徒たちの作品である。

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 各地での戦時性暴力にかんするパネルを見つめていく。

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 ならべられた資料をめくっていく。

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 「教科書」に関する展示パネルを読み返す。

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 販売されている資料や書籍をながめていく。

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 松井やよりさんのデスクの前で、彼女が残した記事を読む。

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 あっという間に時間がすぎる。

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 5時半には、お世話になったみなさんにご挨拶。

 「長く、関心をもちつづけてください」と、

 W辺さんからも激励の言葉をいただく。

 こちらも、大阪の「慰安婦」問題仲間のためにと、

 運動に直接役立ちそうなそうなものを、まとめて入手。

 みなさん、ありがとうございました。

 なお、2時すぎから3時半まで、

 こちらは途中退室をして、

 とある編集長と相談事。

 なるほど、そんな役割もありますか。