6月29日(火)は、9時半起床の朝であった。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 ふうせんかずらの世話をして、

 10時半には外に出る。

 なぜか万歩計が見当たらない。

 JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、

 車中「組合原稿の人」となって移動する。

 11時から「4年ゼミ」。

 昼休みには、「組合原稿」を

 大阪方面にガッシンする。

 「万歩計のしょぼい数を気にするひまがあれば、

 そこら中をガシガシ走れ」と、

 京都の弁護士方面からメールがある。

 1時20分から「比較経済論」。

 3時ちょうどから「経済学」。

 そして、4時40分から「キャリアを考える(人生編)」。

 とはいえ、「キャリア」のメインは卒業生。

 わがゼミの第2期生の「人生」である。

 いまだ30代の半ばだが、

 たくさんの経験を乗り越えて、

 立派な大人になっている。

 学生時代を思い返せば、

 つくづく「人は育つ」ものである。

 ただし、現在の女学院生については、

 「昔の『品』がなくなったかな」と。

 「時代」の変化でもあるのだろうが、

 それを4年で、どう身につけるのか。

 そこが挑戦すべき課題である。

 現に、1年生と4年生では、

 そこにも、大きな変化があるのだから。

 6時半には研究室へ。

 パソコン仕事をカシャカシャカシャ。

 さらに、つづけてカシャカシャカシャ。

 そろそろ山をくだってみるかあ。