9月14日(火)は、8時前起床の朝であった。

 なんだか、早くから眠りが浅くなってのダンダラ睡眠。

 原稿書きに切羽詰まると、

 時々、でてくる「症状」である。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 パソコン前にはりついていく。

 わが周辺世間は「カツ丼」と

 「背中のはり」に反応している。

 夕べの「カツ丼」はうまかったし、

 「背中のはり」はずいぶん良くなっている。

 メールは、ジェンダー連載原稿、

 卒業生の結婚式、新パソコン、

 講演問題など。

 さっそく、「『季論21』講演録の人」となっていく。

 昼には、ジュージューと

 焼きそばをつくってブブブブ、ボソソソ。

 1時間ほど、ウトウトして、

 再び「講演録の人」となっていく。

 「ぼくは『資本論』の中で展開されたその最大の典型的事例が、

 絶対的剰余価値生産から相対的剰余価値生産への

 『生産過程』の『成熟』だろうと考えています。

 資本は労働者たちのたたかいを『必然的』に生み出し、

 それによる資本への『計画的な反作用』を生み出します。

 しかし、資本はそれに屈することなく、

 そうしてつくられた制限を乗り越えて、

 『自己増殖』の新しい手法を生み出していくわけです。

 そして、今度はその新しい手法に対して、

 労働者たちの新しいたたかいによる

 新しい『計画的な反作用』が加えられていく」・・・。

 そういう相互作用のもとで、

 両方の力があいまって、

 資本主義は具体的な発展をとげていくわけだ。

 なんていう具合に、資本主義の「発展」を、

 少し、抽象的に考えてみる。

 5時には、なんだかハラがへって、

 納豆かけゴハンをブブブブブ。

 そして「講演録の人」を継続する。

 今日も、ここまでこもっているから、

 いつもの喫茶店に出かけてみるかあ。