9月29日、6時ちょうどには外に出る。

 しかし、JR「加島」ホームにたどりついたところで、

 せっかく読んだ論文を忘れていることに気がつく。

 昨日につづき、またしても往復である。

 とはいえ、今回は10分もかからず。

 JR「加島」から「芦屋」へ、「三宮」へ、

 車中「次の原稿準備の人」となって移動する。

 7時から、神戸市勤労会館で研究会。

 あれこれいろんな意見があるものだ。

 究明せねばならないことは多い。

 9時ちょうどには、終了となる。

 JR「三宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「原稿準備の人」となり、

 普通電車で家にもどる。

 ただちに、納豆をネリネリして、

 野菜やソーセージもモリモリモリ。

 食べながら、昨日のNHK「一週間de『資本論』」

 第2回「労働力という商品」をみる。

 短い時間に、わかりやすく伝えようとすれば、

 少ない言葉に、いろいろな解釈の

 余地が残るのは仕方がない。

 絵が与えるイメージという問題もあるし。

 とはいえ、今回も「これはどういうことかな?」といった、

 討議の最初の「材料」としては十分だろう。

 4回までその調子なら、

 一度、学生たちに見せてみようか。

 次の原稿で、マルクスの資本主義発展論をとりあげる。

 そして、ふと思いついて、ある本を本棚の奥に探していく。

 金子貞吉『資本主義発展の基本理論』。

 「1980年9月9月読了」の書き込みがある。

 うわ、もう30年もたっているんだ。

 なんだか、進歩のない自分を感じるなあ。

 酒飲んで、ねよ。

 明日は、大学書類、大学ミニ原稿、本原稿、リレー授業となっていく。