6月10日(金)は、9時起床の朝であった。

青汁豆乳クピリ、コーヒーカプリで、

「震災原稿削りの人」となっていく。

11時前には、外に出る。

JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、

車中「文献レポートの人」となって移動する。

11時半から「文献ゼミ」を楽しんでいく。

学生たちの「報告」が、次第にまとまったものになってくる。

しごけば育つ、学生である。

1時からは、昼休みだが教務委員会。

弁当も、パクパク食べながら、

あれこれ、議論を重ねていく。

2時をまわって研究室にもどってみると、

T上先生とT中さんが、

すでに、「勝手に」ああだこうだの議論中。

戦中の本学の「思想・運動」状況についてである。

あいだを取り持つわが小仕事は、

すでに「用済み」となっていた。

横で、小仕事をカシャカシャカシャ。

そして、卒業生の転職方面にかかわって

電話連絡をあちこちと。

3時には、4年ゼミのグロジュニ登場。

当面の就職先に出す「自己アピール」の相談である。

営利企業へのアピールと、

社会奉仕の意志をもつ企業へのアピールは、

根本的に変わってくる。

その様な現実を考えること自体が、

本人には大切な「学び」の機会となっていく。

「卒論のテーマが」と、他の学生もやってくる。

3時40分から科別教授会。

議論すべきことはたくさんある。

それでも、5時30分には急いで終了。

6時から、学科の歓送迎会なのである。

短いゆとり時間に、「転職関連電話の人」となっていく。

そして、あわてて山を下っていく。