９月５日、Ｉ田さんが、ベッドで爆睡するあいだ、
こちらは、「内乱の人」となっていく。
今回、韓国にもってきた本は、
この小さな１冊の文庫本だけ。
まあ、十分な分量である。
部屋から見える、外の景色はこんな感じ。
前は、もっと上の部屋だったと思う。
６時半になって、２人でフラリと外に出る。
ホテルのまわりを、グルグル歩く。
こういう路地裏の飲食店街は、とても楽しい。
それぞれの店で、オッチャンたちが、
すでに、にぎやかにやっている。
結局、４０分ほども歩きまわって、
最後の最後に、一番最初に目にとまった店に入る
（何せ２人とも言葉がまったくできない）。
一か八かで、頼んだ品がこちらのもの。
中央は「焼き餃子」という名前の「揚げ餃子」。
上のカレーっぽいものは、
八丁味噌とデミグラスソースをグルグルして、
ロコモコ風にしあげたもの（しかし、うまい）。
そして左下の「うまいもんあれこれ」は、
中央下のあたたかい「わさび」をかけて食べていく。
皿の真ん中には、たくさんのクラゲが隠れていた。
もちろんビールをプシュリする。
「日本の政治」をサカナに、２人でパクパク食べていく。
店は、こちら。
コンビニによって、９時半には部屋にもどる。
部屋では、マッコリをクピクピクピリ。
韓国、フィリピンへの留学生と連絡をとり、
明日、明後日の夜の段取りを決めていく。
明日は、朝から「ナヌムの家」に移動する。
例年にない、特殊な「緊張」を余儀なくされる明日となる。