6月26日(火)は、7時起床の朝であった。
「寝袋なしでいけるだろう」。
その見通しは、大外れ。
寒さで、何度も目がさめる。
しっかり寝袋にはまりこんだ、
学生諸君の判断の勝利。

目の前を川が流れている。

寝たのはこちらのテントである。
まだ学生たちは、グーグーグー。

しばらく1人で、本を読み、
8時には、こちらのロッジに集合する。

トースト、コーヒー、サラダの朝食。
トーストは、自家製の玄米パン。

9時には、お礼を述べて、バスに乗り込む。

目指すは、国宝・明通寺。

出迎えたのは、見事な山門。

学生たちは元気に登る(やらせです)。

托鉢姿のたぬきも鎮座。

ご住職の中嶌哲演さんが、
お寺を案内してくださる。

平安初期に初めて建てられており、
現存するのは、鎌倉時代に再建されたものである。

10時40分から、中嶌さんのお話をうかがっていく。
市民の努力を土台にして、
原発建設を許さずにきた
取り組みを紹介していただく。

「立地地元」、「被害地元」の2つの地元にくわえ、
都市部が「消費地元」としての
当事者意識をしっかりもつことが必要。
自分たちの夏の電力のために、
立地地元や被害地元を犠牲にして良いのかと。

12時の鐘を合図に、おいとまする。

バスで食事の場所をめざしていく。
この橋の先に、大飯原発が立っている。

お昼は、予約してあったカツ丼である。
生姜醤油がかかっており、
あっさりとした味わいに仕上がったもの。

バスの運転手さんにも、いっしょに食べていただいた。

こちらには何人ものフード・ファイターが。

お店の名前は「うまもんや」。