8月17日(金)は、9時半起床の朝であった。

オレンジジュースとコーヒーで、本日の人生を立ち上げる。

ただちに、「引っ越し準備の人」となり、

ドサドサ、バサバサ、テープをキュッキュ。

12時には、シャワーをあびて、

お昼ゴハンを食べていく。

冷凍食品の食いつくしには、ずいぶん目処がついてきた。

引っ越し屋さんから、追加の段ボール箱が届いてくる。

郵便局へいって、郵便物の転送手続きをとっていく。

おっと、転送開始までには1週間もかかるのか。

引っ越し後も、ポストの確認に、

何度か、やってこなければならないらしい。

家にもどって、「若マル原稿の人」となっていく。

ロンドンノートから『57~58年草稿』へ、『経済学批判』へ、

そして「序言」の内容に入っていく。

『賃金、価格および利潤』までの道は長い。

5時から6時まで、「引っ越し準備の第2ラウンド」。

再び汗を流し、シャワーをあびて、

7時ちょうどには、外に出る。

グイと梅田へ一直線。

今夜は、この4月に卒業したゼミ生たちの

第1回の同窓会。

仕事帰りの顔ぶれが、

7時半、8時、8時半と五月雨式に集まってくる。

「みんなかわってないね」

「学生時代にもどりたい」

といった言葉の合間に、

「ああ、仕事かわりたい」

「金もうけ、ばっかり」

「もっと世の中の役に立つ仕事がしたい」との声も。

企業経営者のみなさん、

社会に貢献したいという若い世代の意欲を、

せめて踏みにじることのないように。

企業が自社の利益を追求するのは当然だが、

あわせて社会を支える責任を。

少し長い目で見れば、それができない企業は、

自分の利益も失ってしまうのだから。

10時半には、おひらきだが、

二次会に進むメンバーも。

日付変更線をこえてから、

みんなは、ホテルの当日予約をとっていった。

こちらは、1時半になっての帰宅となり、

ただちに、グデリと眠っていく。

明日は、久しぶりの講演仕事ともなっていく。