3月26日(土)は、5時半起床の朝であった。

ネット情報を、カシャカシャやって、

6時半には朝食をとる。

160326 イギリス1日目 (5)

ドタバタ動いて、7時半には、チェックアウト。

160326 イギリス1日目 (6)

ただちに、フランクフルト空港へ。

「帽子をとれ」「ポケットの中を出せ」「両手をあげろ」

「カバンの中を見せろ」「ベルトの裏側を見せろ」。

160326 イギリス1日目 (7)

厳しいセキュリティチェックを無事通過して、

ドイツ最期のビールをクピリ。

10時半には、離陸となる。

機内「うたごえ講演録チェックの人」から

「旅行雑談の人」となって移動する。

160326 イギリス1日目 (9)

正味2時間弱で、マンチェスターに到着。

途中、日本との時差は、さらに1時間広がった。

160326 イギリス1日目 (10)

ただちに、こちらで昼食を。

一軒だけで決めてしまってスマナイが、

わがテーブルの結論は、

「マンチェスターにうまいものなし」。

160326 イギリス1日目 (25)

小雨の中、科学産業博物館の

紡績・織物コーナーに入っていく。

160326 イギリス1日目 (23)

綿花から糸をつくり、布を折るまでの実演も。

ただし、こちらは電動化された、20世紀の機械たち。

160326 イギリス1日目 (16)

こちらは、1835年の紡績工場の様子。

160326 イギリス1日目 (19)

動いたままの機械にもぐり、切れた糸をつなぎ、

綿クズをひろう「スカベンジャー」には。

からだの小さな子どもが重宝され、

機械に巻き込まれてしまう事故も少なくなかった。

160326 イギリス1日目 (26)

同じフロアの一角にあった、エンゲルスの紹介。

エルメン&エンゲルス商会の

イギリス支社長として1842年にやってきたと。

マルクス一家を支援するための

本格的な経営活動は、1850年から。

お隣の展示コーナーには

ネイスミスのスチーム・ハンマーとあって

ただちに直行してみたが、

残念ながら現物はなし。

160326 イギリス1日目 (28)

途中、リンカーン像をチラ見して、

(当時、マンチェスターは、南部の奴隷労働にもとづく

アメリカ綿花の最大の買い手都市。

しかし、マンチェスターの市民・労働者は、

リンカーンの北軍支持を表明した)、

車内で、内田先生ともども感想を述べながら、

バスは一路、リバプールへ。

バスは、ドイツの左ハンドルから、

一転して右ハンドルへ。

160326 イギリス1日目 (30)

6時すぎには、リバプールのホテルに到着。

こちらは、部屋からの景色である。

7時すぎから夕食となり、

テーブルでは、ビールトルズ、

片倉製糸、ケニヤ旅行、

安倍政権の大学政策、日の丸・君が代、

財界と政府の関係など、

ああだこうだと議論は進んでいく。

10時前には、部屋にもどり、

ネット情報を、カシャカシャカシャ。

明日は、ようやく、少しはノンビリできるらしい。