11月23日(土)、1時半には

4人で帯広競馬場に移動する。

初めての競馬場にキョロキョロしながら、

まずは「食堂」で腹ごしらえ。

こちらで番号順に食べ物を受け取って、

あとはとなりのイートインスペースで。

(手慣れたオッチャンたちは、

ホイとどこかへ消えていく)。

今朝は食べ物がノドをとおらなかった兄新参も

「これは受験前に食べるべきものやな」といいながら、

カツカレーをパクパクパク。

つづいて、初めての馬券売り場へ。

ビギナー(観光客)相手のカウンターで、

あれこれ教えてもらいながら

マークシートにチョイチョイチョイ。

それを自販機に放り込んで、

チャリン、チャリンとお金をいれると、

いわゆる「馬券」が飛び出してくる。

数字は受験番号他である。

走るのはスマートなサラブレッドではない。

とんでもない重量物を乗せたソリをひく、

体高が人の背丈ほどもある輓馬(ばんば)である。

直線距離わずか200mを、

何度か停止して息をととのえながら、

ものすごい迫力で進んでいく。

掛け金300円は、花と散った。

まわりはほとんどが家族連れ。