12月22日は,4時就寝,9時半起床のキビシイ人生である。

 フラフラと立ち上がり,ノロノロと行動し,11時前には外に出る。

 車中「呆然の人」となりつつ,大学へ。

 11時30分から文献ゼミ……のはずが,今日はクリスマス時間であった。

 クリスマス礼拝のために,授業は10時35分からに繰り上げられていた。

 学生たちに「センセイ,時間まちがってる」と指摘され,

 さらに「呆然の人」を深めていく。

 気をとりなおし,スマナイ,スマナイと謝りつつ,

 「文献ゼミ-レポートの課題」を示していく。

 研究室にもどり,書類整理と会議準備。

 「卒論第2稿の差し替えはいつまで可能ですか……」と,

 4年ゼミI泉さんがやってくる。

 郵便物の中に,3年ゼミK谷さんへの手紙があった。

 先日,講演をさせていただいた四国の高松方面からである。

 2時から現代GPのワーキンググループ会議第1回に参加。

 3時30分から自己評価委員会の理念小委員会に参加。

 いずれも1時間ほどで,順調に終了。

 5時前になって,4年ゼミF原さんが,

 卒論第2稿の差し替え現物をもってくる。

 クリスマスに,寮生数人で青森一泊旅行にでかけるという。

 なんだか不思議な企画だが,何かの現実逃避であろうか。

 小仕事を終えて,5時30分には山を降りる。

 これが今年最後の大学である。

 車中「起源の人」となり,「加島」へ静かにもどっていく。

 帰ってみると,家のあちこちに散っていた本や書類が,

 相方の手により,すべて挟撃の6畳間に放り込まれていた。

 人生というのは,キビシイものである。

 年末のうちに,コツコツ片づけていくしかないのである。