3月8日、午後2時から、

 パソコン前にはりついていく。

 「季論原稿の人」である。

 6時になって、キャベツ半玉を丸ごと

 鷹の爪投入ダシで煮込んでいく。

 冷凍庫のハシに潜んだ

 はたはた3匹も焼いていく。

 その後も「季論原稿の人」である。

 日付がかわり、

 ようやく最後まで書き通せた。

 局面打開への方策は、

 一路撤退の実行であった。

 「いまの自分にできるのはこんなもの」。

 その開き直りが、

 キーボードを叩く指を軽くした。

 明日の昼12時には、

 JR「金沢」からガッシンの予定。