5月3日は、11時起床の昼であった。

 またしても、夜型人生へのズレ込みである。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 ノロノロと仕事についていく。

 2時には、おくら山芋うどんをゾゾゾゾゾ。

 なかなか見事な粘りであった。

 「原稿第3章の人」となるが、

 本全体のなかでの位置づけが

 いまひとつ不明瞭なまま。

 押しては引いてをするばかり。

 ばっさりカットするか

 といったことも考える。

 ようやく陽が落ちるころになり、

 洗濯が終わっていたことを思い出し、

 たくさんを外に干していく。

 7時には、豚肉と焼き飯という

 簡単夕食をパクパクとり、

 8時前には、外に出る。

 足には雪駄、小脇にはパソコン。

 JR「加島」から「甲子園口」へ、

 車中「原稿なんとかならんかの人」となって移動する。

 いつもの喫茶店にはいりこみ、

 10時すぎまで粘ってみる。

 ようやく光明が見え始め、

 光の方向にグイと舵を切り換え、

 全体の1/3ほどを書き直す。

 11時前には逆コースをたどって家にもどり、

 少し安心した気分で

 焼酎片手に、スナズリ炒めを食べていく。

 この夜も、あいかわらずの深夜族である。