4月5日は、9時前、「お茶の水」起床の朝であった。

 メールをチェックし、ノロノロと動いて、

 10時すぎには外に出る。

 中央線のダイヤが乱れており、

 「東京」へは若干の迂回路をとることになる。

 JR「お茶の水」から「秋葉原」へ、「東京」へ、

 「新大阪」へ、「尼崎」へ、「加島」へ。

 車中「セミナーの人」から「読書メモの人」となり、

 「本原稿の人」や「ウトウトの人」ともなって移動する。

 「東京」を出るなり、

 「品川」までに、サンドイッチもパクパクパク。

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 ややボンヤリとしていたが、

 久しぶりに富士を見る。

 10時50分「東京」発、

 2時ちょうど帰宅の移動であった。

 新聞、郵便物をながめ、

 ネットのニュースもながめていく。

 『ウィー・ラブ・兵庫』は、

 順調にネットでの販売を伸ばしているようだ。

 じつに、結構なことである。

 3時には、またしてもパンをパクパクパク。

 「本原稿の人」を継続し、

 5時をすぎたところで再び外へ。

 車中「茶の人」となって、「梅田」へ向かう。

 ビッグマン前に、まずは5人が集合。

 そのまま、ケータイ地図を片手に、

 予約の店へと移動する。

 6時半には、今日の8人全員が集まってくる。

 今夜は、就職してちょうど1年を終えた

 『「慰安婦」と出会った女子大生たち』出版世代の同窓会。

 届いたばかりの韓国語版もならべてみる。

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 仕事の内容、恋愛成就(?)の展望、

 今夜集まることのできなかった同窓生の様子など、

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 例によって、はげしく食べながらのおしゃべりである。

 「ワタシ、学生時代より食べるようになったわ」

 「学生時代は、なんにも動いてなかったからね」。 

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 月の残業が50時間を下らない人から、

 土日も職場にいきたい人まで、

 仕事事情は様々である。

 「あの頃は、毎日、辞めたいと思っていた」

 「いまもシンドイけど、ヤマは越えたかな」。

 基本はやはり、労働時間と人間関係。

 結婚へ向けての周到な人生戦略が語られる一方で、

 「新たな出会い」の報告(?)もある。

 まったくもってにぎやかである。

 10時前には、ベツバラを満たしに、

 店をかえて、甘いものを食べる。

 ここでも、バリバリ、バリバリ、

 しゃべっていく。

 「終電が……」の声が出て、

 11時ちょうどのおひらきとなる。

 今回の幹事はゼミ長H野さんだったが、

 次回はガンジスであるらしい。

 南アジアや中米ではなく、

 静かに、大阪・京都あたりでやってほしい。

 11時20分には家にもどる。

 利休、秀吉を主な登場人物に数えるマンガ本から、

 大学院でお世話になった先生の

 退官直前のギッシリ分厚い一冊まで、

 何冊かの本がドスドス届いている。

 あれもこれも、ペラリペラリと、

 めくりながらの夜とする。