3月19日は、9時すぎ起床の朝であった。

 1週間ぶりの新参と、短いお楽しみ時間をワイワイすごし、

 ヤツのにぎやかな登園風景を見送る。

 メール確認からの人生である。

 学生とのやりとりをいくつか、

 そして、小原稿の依頼を1つ承諾する。

 ネットの新聞もながめ、

 12時すぎには、フライパンをふりまわして昼食とする。

 今度は相方の見送りを受けて、

 1時前にはこちらが慌ただしい登校風景の主となる。

 嵐の中を、JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、

 車中「メモ書きの人」となりつつ移動する。

 1時半からの卒業式にすべりこみのセーフである。

 ゼミの学生たちや、

 9条の会、「ナヌムの家」訪問など、

 特に、いくつか思い出のある学生たちの

 晴れの姿をながめていく。

 あわせて、昼に依頼された書評の内容や、

 とある宴席でのスピーチの中身なども考えてみる。

 3時には、事務室をまわり、教育開発センターに顔を出し、

 教務課をまわって、研究室へ。

 途中、今年度で退職される非正規の職員さんに、

 お世話になったお礼のお菓子をプレゼント。

 研究室でアジア通貨基金関係の本をさぐっていると、

 「何してるんですか、茶話会にきてください」と

 4年生(卒業生)から連絡がある。

 嵐のために、残念ながら

 茶話会の場所は体育館。

 晴れた中庭でできたら良かったのだが、

 こればっかりは、どうにもならない。

 途中、何人かの4年生につかまり、

 急遽、廊下写真会となっていく。

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 体育館で、卒業証書や卒業論文を手にしながら

 記念の一枚を撮っていく。

 全員がカメラをもっているので、

 撮っていただく方にも一仕事。

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 この4月からは、全員が勤め人に変身する。

 『「慰安婦」と心はひとつ 女子大生はたたかう』

 をつくったメンバーである。

 次の舞台でも、新しい人生の充実を、

 大いに模索してもらいたい。

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 夕方には、外の雨も小降りになり、

 卒業式が行われた講堂周辺も、

 グッと静かになっていく。

 研究室にもどり、

 「本づくりの人」となっていく。

 いちばんやっかいと思われる

 第2章の基礎工事が無事終了。

 2つの論文を結合し、

 今日的な問題意識から視点の整理を行っていく。

 思ったほど、字数も多くはならなかった。

 7時すぎには、大学を出る。

 JR「西宮」から「加島」へ、

 車中「あ~疲れたなの人」となって帰宅する。

 相方と新参は、ふたたび実家にもどっている。

 サカナを焼いて、夕食とする。

 『We Love Hyogo』の第2版が、

 そろそろネットの本屋に登場開始。

 他方、これの学習をすすめるブログの使い勝手がいまひとつ。

 プロバイダーの変更を考えてみる。

 新年度の学生オリエンテーションに関する連絡がいくつか。

 届いた小ゲラがひとつ。

 夜中のNHK『仕事の流儀』再放送では、

 紙書類をデジカメの写真に置き換えて保管することに

 強い魅力を感じていく。