1月15日(金)は、8時半起床の朝であった。

 コーヒー片手に、ただちに「東アジア原稿の人」となっていく。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 生協の空箱を表に出し、

 11時ちょうどには外に出る。

 JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、

 車中「東アジア原稿の人」となって移動する。

 11時半から、「基礎ゼミ」である。

 学生たちの要望にこたえて、

 その場で、レポートの課題も考える。

 1時からは、キャリアデザインプログラム委員会。

 こちらは議題を提起して、

 あとは、みなさんの議論をまとめていくだけ。

 メンバーが、じつによくしゃべってくれるので、

 こちらは、まったくラクである。

 企画広報室を経由し、事務室で書類を受け取っていく。

 卒論を整理している職員さんが、

 「石川ゼミの提出は完璧でしたね」といってくれる。

 「集団の力」の威力である。

 弁当を食べながら、M平先生と雑談。

 学内から、戦時中のものとおぼしき鉄兜が出てきたという。

 「西宮にも空襲があったから、

 それに関連するものなのかも知れない」。

 事情がわかりそうな方への

 インタビューを開始しているとのこと。

 歴史学者は大変である。

 研究室にもどり、あれこれメールをカシャカシャカシャ。

 数年に1度、突発的にメールをくれる

 卒業生Kさん(2児の母)からメールがある。

 おそらく、4~5年ぶりである。

 来週、大学にやってくる用事あるとのことで、

 顔をあわせる予定を決める。

 「京都に新しい鉄道ジオラマが・・・」

 そんな新参向け情報も入ってくる

 経理課をまわって、3時40分からセンター入試の説明会。

 書類にあれこれ線を引きながら、

 情報をあたまにつめこんでいく。

 4時半には、静かに研究室に撤退する。

 そして、スマナイ、スマナイといいつつ、大学を出る。

 JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、

 車中「東アジア原稿の人」となって帰宅する。

 生協の食材を冷蔵庫につめ、

 鍋焼きうどんをゾゾゾゾゾ。

 洗濯、皿洗いを終えて、

 6時半には、「東アジア原稿の人」となっていく。

 コーヒーを飲みながら、パチパチ、ポチポチ。

 あれこれ、クビをひねって、パチパチ、ポチポチ。

 11時半になって、ようやく最後まで書き上げる。

 「明日の昼に、もうちょっと手直したものを送信します」

 そう書き込みながら、

 とりあえず、現在の原稿を東京方面にガッシンする。

 これで、少なくとも、「原稿を落とす」ことは避けられた。

 あとは野となれ、山となれ。

 本日の万歩計は、4182歩。

 とりあえずは、はげしく、ビールをプシュリとあけよう。