8月22日、3時には「ちいなか原稿の人」となっていく。

震災後の政治の動きがテーマだが、

大きくは、①財界の諸文書を下書きとした

政府の復興政策の問題点、

②鳩山政権から菅政権への

政治の流れの先祖返りと

支持率10%台という現実、

③わずか2年間での民主党政権への

愛想尽かしという国民的体験、

④被災者の生活再建、原発事故収束、

全国的な「原発のない日本」づくりを、

市民の要請や抗議の意思表示にとどめず、

政治をかえるプログラムに結ぶことの必要、

といったことを書いていく。

おそらく、④については、大企業への「公害規制」を

自民党政府に余儀なくさせた、

1960~70年代の取り組みが参考になる。

あの時期、「革新自治体」にくらす住民は、

最大時で全国民の43%にまで達した。

あまり、雑誌の性格にふさわしいものでは

なかったかもしれないが、

5時半には、これを東京めがけてガッシンする。

メールは、学生、卒業生の

就職、転職ものとなっていく。

夕食は、ニジマス、イカ、ウナギの切れ端

といった水族づくし。

その後は、秀吉、新エネルギー、彗星など、

録画してあった番組を、少し早まわしでながめていく。

これで、目の前の原稿〆切は一段落だが、

年末には小さくないマルクス仕事がふたつあり、

それまでに、次の『若マル』書簡も書かねばならない。

そうすると、順序としては、

「生き方本」を先にやっつけるのが正解か。

ただし、このテーマについては、逆に

やっつけられる可能性もあるのだが。

明日は、『キャピタリズム』をながめてメモをつくり、

夜は、京都でのお仕事となる。

その間に、当面の仕事のつみあげ方を考えよう。