9月15日(水)は、10時すぎ起床の朝であった。

 よお~し、良く寝た。

 特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

 パソコン前に貼りついていく。

 さっそく学生との電話連絡。

 人生いろいろあるのだが、

 結局のところ、前向きに、進んでいくしかないのである。

 原稿書きの態勢に入るが、

 なんと、昨日書いた

 上書き部分がまるまる見当たらない。

 ゲゲゲッとか、ギョギョギョッと驚き、

 あわててバックアップなどを検索するが、

 何一つ出てくる気配なし。

 まったく、トホホなことである。

 どうも「保存しない」を自分でクリックしたらしい。

 いくつかの文書を同時に開いており、

 それをホイホイ閉じる際に、

 調子に乗ってそうしたらしい。

 おまけにバックアップ昨日が、そもそもオフ。

 最初からオンにしておいくれよ~

 と、叫んだところで、どうにもならない。

 12時には、近くの歯医者さんに突進する。

 これまでとは別の歯医者さんなので、

 最近の治療経過を説明し、

 今後の方針を相談する。

 とりあえず、現時点での選択肢としては、

 ブリッジをかけるのが合理的との結論になる。

 チュイ~ン、チュイ~ンとやって、

 歯形をフガフガとっていく。

 「次回こうして、次々回こうしましょう」

 「それで終わりです」。

 う~む、えらくすばやいのである。

 感激。

 1時前には、家にもどる。

 消えた原稿を思い出し、

 ともかくキーボードを叩いていく。

 2時半には、どうにか消えた部分を埋め終える。

 やってみれば、それほど時間のかかることではない。

 問題は、精神的なダメージからの

 立ち直りだったというわけだ。

 納豆たまごかけゴハンをブブブブブ。

 さらに原稿書きをすすめていく。

 書きながら、もちろん「保存」しまくりである。

 バックアップもとってある、

 ドロップボックスもつかっている。

 これでなんとかなるだろう。

 7時すぎには、13000字にまで到達する。

 午後からで、6000字くらいは書いたということ。

 なんだか粗い仕事だが、

 まあ、そんなこともあるのである。

 さあて、一息、ついていくかなあ。